パーキンソン病では、膀胱が十分に拡張しなくなるため、尿をためておくことができにくくなる。そのため、すぐトイレに行きたくなったり(頻尿)、間に合わずに失禁してしまったりすることになる。夜間の頻尿は不眠の原因にもなる。
臍下丹田(せいかたんでん)をカイロ、腹巻、お灸などで温める。
・横隔膜を意識した腹式呼吸で丹田のエネルギーを強くする。
仙骨を刺激する
①仙骨に手を当て皮膚を縦に動かす(10秒)
②横に動かす(10秒)
③仙骨に手を当てたまま腹式呼吸をする。
・腰を丸めて鼻から息を吸う。
・腰を立てて口から息を吐く。
ツボ押し、またはお灸
①太渓(たいけい)
効果 筋肉のバランスを取り戻し、脚のほてりや体の冷えを緩和する。
ツボの場所 うちくるぶしとアキレスけんの間のくぼみにとる。
刺激の仕方 親指の先でグーッと押しては離すを繰り返す。
②復溜(ふくりゅう)
効果 体内の水分を調整し、巡りをよくする。ツボの場所 太渓から指3本上にとる。
刺激の仕方 親指の先でグーッと押しては離すを繰り返す。