ゆるりサロンとは

全国パーキンソン病友の会は、「すべてのパーキンソン病患者が人間としての尊厳を侵されず、医学の進歩研究に寄与するとともに、療養生活の質の向上と社会啓発活動、相互の支援、親睦、および国内外の関係諸団体との交流を図り、パーキンソンの根絶を目指す」ことを目的として活動する団体です。

その練馬区支部で、月に1回「呼吸法・発声訓練実践講習会」を開いています。

効果的なツボ押しや腹式呼吸を覚えてもらい、簡単な動きを入れて発声することで、すくみ声や嚥下障害などの改善を目指しています。

ゆるりサロンの講座名は、理学療法士による「ごろりサロン」が既にあったので、それに合わせたのですが、「カラダが動かない分、気持ちは常に焦っている」パーキンソン患者さんが呼吸や発声を実践することで、少しでも気持ちが「ゆるり」とすればよいなあという願いも込めて付けました。