おなかほぐし

おなかほぐし

1)腹式呼吸で内臓をマッサージして便秘を改善

腹式呼吸は、鼻から息を吸った時におなかがふくらみ、口から息を吐いた時に
おなかがへこむ呼吸法。横隔膜を上下させることで、適度に腹圧がかかると
①腸が刺激され 

②血行が促進され 

③腸の蠕動運動も自然に行われる。

2)カラダが冷えると便秘になる。
  その毒素が血液を汚すとさらにカラダが冷える悪循環→冷房対策必要

便秘に効くツボ 沢田流神門(さわだりゅうしんもん)
効果 左手の澤田流神門は特に効果あり。
神経衰弱、不眠、めまい、ドキドキ、イライラ
する時にも効果がある。
ツボの場所 手のひら側の手関節のシワを
小指側になぞっていき、端のくぼんだ所
刺激の仕方  反対の親指をあて、気持ちいい
と感じる強さで押しては離すを10回繰り返す。
効果 左手の澤田流神門は特に効果あり。
神経衰弱、不眠、めまい、ドキドキ、イライラ
する時にも効果がある。
ツボの場所 手のひら側の手関節のシワを
小指側になぞっていき、端のくぼんだ所
刺激の仕方  反対の親指をあて、気持ちいい
と感じる強さで押しては離すを10回繰り返す。
丸い骨、尺骨 スジ

おなかのマッサージ 天枢(てんすう)から大巨(だいこ)

効果 腸に刺激を与え、即効性がある
ツボの場所 天枢はおへそから指3本分外側
大巨は天枢から指3本分下にある
刺激の仕方 人差し指、中指、薬指の3本の指を揃えて、左右のツボを同時に押す。
ゆっくりと息を吸ったり吐いたりしながら、気持ちいい範囲で行う。


便秘を改善する腸ストレッチ
便秘の定義:3日以上、便が出ない場合は便秘
おもな原因は、食生活の乱れ、ストレス、運動不足、高齢者では腸の老化など。
便秘を改善するには、腸内細菌の善玉菌を増やすことが大事だが、その割合は、
善玉菌2 : 悪玉菌1 : どちらにも傾く日和見菌7
善玉菌を増やして腸内環境を整えれば、便秘は改善できるので、
横隔膜を上下させて、内臓をマッサージするような効果がある腹式呼吸と
腸ストレッチと組み合わせて毎朝5分、トイレ前の習慣にしよう。

腸ストレッチ
①両腕で両足を抱え込むように胸に引きつける。
  太ももがおなかにつくまで引き寄せながら
  ゆっくり息を吐き、おなかをへこませる。

②息を吐ききったら、抱えた両足をさらに胸に
  引きつけながら鼻からゆっくりと息を吸い、
  おなかをふくらませる。

③口から息を吐きながら、両足をゆっくり伸ばして
  床につける。
  ①から③を繰り返し、10回行う。

➃リラックスした状態で仰向けの腹式呼吸を10回
 (別紙参照)
 鼻から息を吸ったとき、おなかはふくらみ、
 口から息を吐いたとき、おなかはへこむ。

首に力が入る場合は頭の下に
バスタオルなどを敷いてもよい。
腸ストレッチで腰がゆるみ、ラクに
仰向けになれたら、バスタオルを
外して腹式呼吸。