のどほぐし・口ほぐし

番外編 口ほぐし
①上、下、横、横、ぐるんとまわして、アッカンベー
舌の先で口の内側を押す。右まわしを3セット、左まわしを3セット。
舌の筋トレをすれば動きがスムーズになり、滑舌が良くなる。
嚥下障害の改善にもなる。

②ウイウイ・ワオワオ体操
1)「ウ」で、口をすぼめて、唇を前に突き出す。
2)「イ」で、頬の筋肉を外側に引っ張り、
  口を真横にあける。上の歯も下の歯も見えるように。
3)「ワ」で頬の筋肉をこめかみの方向へ引っ張る。
  顔が外向きに大きく広がる。上の歯も下の歯も
  見えるように。
4)「オ」で、口をキュっとすぼめる。
  ウイウイ・・・・・、ワオワオ・・・・・と交互に繰り返す。
  息が続くところまで、各3セット。

③唾液腺マッサージ
耳の下から少しずつ親指を移動させながら、あごのラインに沿って
グーっと押すようにして4点を刺激する。
唾液は消化酵素であるアミラーゼ、抗菌作用のあるラクトフェリン、
粘膜保護作用ムチンなどを含むので、しっかり出すことが重要。
便秘・下痢対策にもなる。食前がおススメ。

④口内炎・口角炎に効くツボ 曲池(きょくち)
効果 上半身の血行を促進。自律神経の働きを調整するので、
不眠、便秘、アトピー性皮膚炎や湿疹の改善。肩こりにも効く。
ツボの場所 ひじを曲げた時にできるしわの外側のはし。
刺激の仕方 親指で気持ちいいと感じる強さで、5秒ほど
押しては離すを10回繰り返す。
「えーーー」と声を出しながら押してみよう。


1)ハミング「ん」

風邪のイガイガやアレルギーの予防

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2)母音「お」胸に響く

下顎からのど、気管支や肺のあたりまで響く。

痰が切れない時、手でコブシを作り

胸を軽くたたきながら

「ほぉー」を発声すると排痰効果がある。

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3)からだをほぐすのに有効なツボ

呼吸に関係する肺経(ハイケイ)は中焦(チュウショウ)から始まる。

中府(チュウフ)は中焦の気が最初に集まるところ

この中府をマッサージする。

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4)のどを痛めたときのマッサージいろいろ

天突(テントツ) 

鎖骨中央にあるクボミ

尺沢(シャクタク)

手のひらを上にして肘の曲がりじわ中央より親指側

孔最(コウサイ)

肘の曲がりじわと、手首とを結び、肘から三分の一

巨闕(コケツ)

みぞおちの真ん中

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4)口を開けたまま「カ・カ・カ」と発声  

  舌根の上げ下げ

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5)嚥下(エンゲ)に効くツボ

「うまく噛めない」「うまく飲み込めない」などの症状がでる嚥下障害。

誤嚥性肺炎(ゴエンセイハイエン)を起こす原因にもなります。

大渓(タイケイ)

内くるぶしとアキレス腱の間

足三里(アシサンリ)

膝のお皿のすぐ外側にあるクボミから、指幅4本下がったところで

すねのふちにあります

大渓と足三里はペアで使うとよいツボです