腕ほぐし

①疲労を回復させるツボ労宮(ろうきゅう)日本式

・効果 体力が減退したときに、血行をよくし、疲労を回復させる。     上半身の血行をよくするので肩こりの解消にもよい。
・ツボの場所 手のひらで、軽くこぶしをにぎったときに人差し指と中指の間、人差し指側に取る。
・刺激の仕方 親指で押して離すを、気持ちがよくなるまで繰り返す。

②落枕(外労宮)

・効果 寝違えの特効ツボ。
・ツボの場所 人差し指と中指の間で、関節から1センチほど内側に取る。
・刺激の仕方 痛い方に取り、押しながら首の運動を行う。

③液門
・効果 イライラやむくみに効果。
・ツボの場所 薬指と小指の付け根の、関節の間。 
・刺激の仕方 親指で押して離すを、気持ちがよくなるまで繰り返す。

④腰痛点
・効果 急性腰痛の特効ツボ
・ツボの場所 人差し指と中指および薬指と小指の間で、2本の骨が合わさる手間にあるくぼみ。片手に2箇所ある。左右に4箇所。
・刺激の仕方 押しながら前屈、旋回などの腰の運動を行う


1)手の冷えを改善する上腕三頭筋のストレッチ

①片手を真上に上げ肘を曲げて、もう一方の
      腕で後ろに引き寄せる。このとき、息を吸う。

②背骨に這わせた手を下げながら、息を吐く。
      顔は正面を向く。


2)耳~耳グルン

立ってうでを振り子のように左右に動かす。

力が抜けてきたらスタート。

<右手の場合>
①前から左の耳にタッチ
②あごを手の甲で触りながら右の耳に戻り
③右の耳を通過して後ろにまわり
④左の耳を後からタッチ
⑤百会~頭上にピンと腕を伸ばし
⑥上から下に脱力

右手の場合

①前から左耳

②アゴを手の甲さわりながら戻

③右の耳を通過して後ろにまわり

④右の耳の後ろから斜め

⑤百会~頭上にピンとのばし

⑥脱力

2)うでを内と外にひねる

肩を上げずにうでをひねる。

腕を内と外にひねる。肩を上がらないように腕だけをひねるのがコツ。 (※文章で読むととわかりにくいけれど、やってみたら簡単。ご心配なく~)

内にひねるときは、
①右手の親指を下に、手のひらを外に向けて、左手で上から右手を握る。
②左手を元の方向に戻す。右手は手のひらを返したようになり、
 右腕は内側に絞られる。この時、肘は曲げない、肩は上げないのがコツ。
③反対も同様に。

外にひねるときは、
①右の手のひらを自分に向けて、左手で右の手首をつかむ。                      
   右の小指のつけねに左の親指を置く。
②左の親指を押すことで、右手が外側にひねられる。
③反対も同様に。

外にひねるとき、指を「おいでおいで」すると、さらに効果アップ

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3)胸の前でウェーブ

胸の前で指と指を組み合わせる。

90度下がる

下で押し合いっこ

90度上がる

オーバー

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4)うでのツボ

尺沢(シャクタク)

肘の横じわの親指側。

交感神経優位の人はこのあたりにコリコリが。

少海(ショウカイ)

肘の小指側のはじ。肩や筋肉のコリをほぐす。

郄門(ゲキモン)

手首のしわと肘の真ん中。

イライラ、動悸に。

間使(カンシ)

手首の横じわから指4本。

動悸、胸が苦しいときに

内関(ナイカン)

手首の横じわから指3本。

乗り物酔い、二日酔いに。

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曲池(キョクチ)

肘を曲げたときにできるしわの端。

自律神経の働きを調整、肩こりに

手三里(テサンリ)

曲池から指2本ほど下。手指のしびれ、痛み、腱鞘炎、肩こりに効くツボ。
ツボの場所 親指を上にして腕を伸ばし、握り拳を作った時、腕の上側に出来る筋肉のくぼみ。

刺激の仕方:肘を曲げ、親指で押す。

首肩のこり、背中のはり、腰痛

外関(ガイカン)

手首の付け根から指3本。

めまい、首横側のはり